砂漠のタマリスクや楡林窟、鎖陽城

甘粛省の嘉峪関からタクシーをチャーターして敦煌まで行った。
タクシーで行ったのは、破城子遺跡や楡林窟、鎖陽城の方に回り道をして、
そこを見る為であった。敦煌まで走行距離530k、料金900元、8時半に出発して敦煌には
午後6時10分に着いた。殆どが荒涼とした草も木もないゴビタンの風景の中を走った。


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ここを走る前日、楡林窟や鎖陽城に行ったことがあるというタクシーの運転手を
探して契約したのだが、実はその運転手は楡林窟や鎖陽城には
行ったことが無かったのである。途中、道を間違えて敦煌に
行きそうになったので、慌てて楡林窟の方へ方向転換させた。

実は私は2000年にも安西からうタクシーをチャーターして楡林窟や鎖陽城に
行ったことがあるので、少しは土地勘があったのである。その時は5月ごろであったが、
運転手が言うには、秋になると楡林窟へ向かう荒涼として荒野が、真っ赤になり、とても綺麗に
なるのだと言っていた。今回は10月の2日だったの赤くなったタマリスクを見ることができた
もっと秋が深まればタマリスクはもっと赤くなったのかもしれない。

砂漠のタマリスクと書いたが、本当は砂漠ではなく、土漠地帯であった。
その土漠に生えている喬木がタマリスクであることを、どうして知ったか、
記憶が無い。タマリスクという名前は喫茶店など無数に使われているが、
植物のタマリスクを見たり、知っている人はほとんどいないだろう。










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